”ヤバイTシャツ屋さん”という名前からして「あっなんか面白い系の曲やってるバンドなんだな」と直感するんだけど、本当にその通りでヤバイTシャツ屋さんの曲には基本的に何のメッセージ性も無い。
【2ndアルバム収録曲解禁!】
— ヤバイTシャツ屋さん(バンド) (@yabaT_official) 2017年11月20日
M-3「DANCE ON TANSU」
なんやねんこの曲。
フラゲ日まで【あと50日】
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早期購入特典には2019年の年賀状がつくよ。再来年のやつだよ。#ヤバT試聴 pic.twitter.com/GoYZ9UGtXe
床一面に並べて タンスを一面に並べて
その上で踊るんや それがそう DANCE ON タンスや
何やこの歌の世界観 何歌ってもええってもんとちゃう
って分かってるけどそれでも歌う
YES! This is "DANCE ON タンス"や
タンスの上で さあ DANCE and DANCE
踊れ DANCE ON TANSU and DANCE ON TANSU
なんやこれ タンスの上で さあ DANCE and DANCE
踊れ DANCE ON TANSU and DANCE ON TANSU
「DANCE ON TANSU」と歌いだけのようにしか思えないサビと、そこまで持っていくために用意された「タンスを一面に並べ」るという強引な設定。本当に中身の無い。しかし、語感重視で組み立てられたサビは一度聴いたら忘れられなくなるほどキャッチーで、ライブではここをみんなで歌いながら飛び跳ねるんだろうなぁと想像できる。自分たちの歌ってることの意味不明さに「なんやこれ」とツッコみながら、頭空っぽにして飛び跳ねるんだ。
ちなみにこの「DANSU ON TANSU」はアルバムの3曲目に収録されているが、同アルバムの「メロコアバンドのアルバムの3曲目ぐらいによく収録されてる感じの曲」では以下のように歌われている。
メロコアのアルバムの3曲目ぐらいに
よく収録されてる感じの曲
メロコアのアルバムの3曲目ぐらいの
ライブでお客さんを無理やり飛ばせる曲 とべー
「他の奴ののあるあるを言いながら自分もそのあるあるの中に入ってる」という関西人が良くやりがちなボケ、それをアーティストが心血注いで完成させるアルバムの中でやってしまうのがヤバイTシャツ屋さんというバンドだ。
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