打ち首こくまろ

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ミリシタ THE@TER CHALLENGE!! 開催発表編

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 12/12(水)に配信されたミリシタ生放送内で、キャスティング投票企画「THE@TER BOOST!!(以下TC選挙)」の役柄が発表された。10/21のミリシタ感謝祭内でもTC選挙の開催は告知されたのだが、それから1ヶ月半以上経ってようやくの続報発表である。また、生放送中に具体的な発表はなかったものの、ゲーム中のお知らせでもTCの開催日程が発表された。前回のTB選挙では「年末年始のクソ忙しい時にこんな大事なイベントぶつけないでくれ!」との声も聞かれたが、TC選挙も無事年末年始開催となった。プロデューサーたるもの年末年始死ぬまで働けというバンダイナムコからの暖かい叱咤激励に涙を禁じ得ない。

 TC選挙にあたっての注目候補者それぞれの展望は先の記事で触れた通りだが、ここでは生放送内で発表された情報から、TC選挙の見所を探っていきたいと思う。

 

レギュレーション

大まかなレギュレーションは以下の通り。

  • 開催期間 - 2018/12/19 00:00 〜 2019/1/19 23:59
    • このうち、投票券獲得期間は2019/1/12 23:59まで
  • 候補者は52人全員
  • 役柄は5役x3テーマの計15役。TB選挙から据え置き
  • 投票権の入手手段は未発表
    • とはいえ、おそらく前回と同じくログイン報酬・有料ガシャ・ミッション報酬・イベント報酬になってくると考えられる
    • 一人当たりの投票券獲得枚数もおそらく有限

 ほぼTB選挙と同じレギュレーションと考えていい。開催期間が丸々一ヶ月あるため、今回も各陣営同士の熱い心理戦が見られそうだ。

 ただ一方でTB選挙と大きく異なるのは、役柄発表から投票開始まで1週間の期間があること。TB選挙では開催告知・役柄発表が同時に行われてからわずか3時間後に投票開始となったため、スタートダッシュを決められた陣営とそうでない陣営との差が大きく出てしまった。今回は期間があるため、この間に意見をまとめてスタートダッシュに繋げる事の出来るチャンスがどの陣営にもある。言い換えれば、最序盤で脱落する陣営がほとんど現れないということになるので、特に序盤の主導権争いはかなり熾烈になりそう。

 また、候補者数は13人増え52人となったのに対し、役柄数は15人と据え置きとなり、単純に倍率が高くなる。つまり、一つの役柄をより多くの人数で争うことになる。TA・TB選挙ではどの役柄も最終的に1対1の争いに落ち着いたが、今回は終盤まで三つ巴、あるいはそれ以上の混戦が起こる可能性がある。

作品・役柄

 ざっと見渡してみたところ、クールでミステリアスな役柄が多いなーといったところ。シリアス系が2テーマあるため偏っているのかもしれない。元気で活発!が売りなアイドルはその点で苦戦を強いられそうで、少ないパイを奪い合う道を選ぶか、ギャップを打ち出したイメージ戦略を取る必要がありそうだ。

孤島サスペンスホラー

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 孤島でサスペンスでホラーという設定マシマシなテーマ。ほんとこのゲーム人が死にそうなテーマ大好きだな。主人公以外全員死にそう。

 "主人公"、"友達"は女子高生、"先生"は女子校の教師ということで、これらの役柄はある程度年齢層が絞られるかもしれない。しかし"館の女主人"、"メイド"はかなりミステリアス。どのアイドルでも似合いそうであるが故に、宣伝戦略にもセンスが問われそう。

おとぎの国の物語

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 今までありそうで無かったメルヘンでかわいらしいテーマ。というか、これよりも先にヤクザ同士の抗争や超ビーチバレー、狂気に満ちた連続殺人事件などのテーマを持ってきてたのが実にミリオンライブらしいし、これ以外の2つのテーマを見てもミリオンのスタッフの趣味趣向が著しく偏ってる事が伺えてとても笑顔になる。

 "少女"と"魔法使い"の組み合わせから来るカップリング臭がものすごい。ここで特定の組み合わせを連想した人が僕以外にも多くいるかもしれない。この役柄を狙う陣営がどんな戦略を描くのが、ちょっと注目してみたい。

 "オオカミ"といえばもう特定のアイドルしか思い浮かばないのだが、そうは言ってもTB選挙で"ネコ"役に挑んだ猫界の第一人者・野々原茜陣営が早々に脱落してしまったという歴史がある。某オオカミアイドルもTA選挙で役を獲得したというウィークポイントがあるため、一筋縄ではいかないかもしれない。

近未来アウトサイダー

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 大体「近未来アウトサイダー」ってなんだよ! 普通「近未来SF」とか「ポストアポカリプス」とかをテーマ名にするだろ! 「近未来アウトサイダー」って何なんだよ!

 これまでのテーマとは異なり、役柄に既に役名が当てはめられている。作品の世界観はマッドマックス等をイメージすれば近いだろうか。名前や設定の厨二臭さは間違いなく「昏き星、遠い月」を生み出したプロデューサーの手腕によるものに間違いない。ファイナルデイ、バスターブレイド、鉄を編んだような刀... 鉄を編んだような刀って何なんだよ!!

 殺伐とした雰囲気の作品にはなりそうだが、それぞれのキャラクターの性格やパーソナリティにはほとんど言及されておらず、そもそもこの「近未来アウトサイダー」がどんな作品に仕上がるかというコンセンサスを誰も共有していないため、意外にもオールマイティな役柄が揃っているテーマなのかもしれない。無茶苦茶なテーマでありそもそもマトモなドラマに仕上がるかも心配なのだが、意外なアイドルの意外な魅力が発見されるようなポテンシャルは秘めていると思う。各陣営のイメージ戦略に期待。

今後の記事について

 TC選挙は外野から見ている分には間違いなく楽しい企画である。個人的にもTC選挙は非常に楽しみにしているし、また、多くの人がTC選挙をより深く楽しめるようになるためにも、選挙期間を通じて、各陣営や役柄ごとの動向を分析して記事に仕上げていきたいと思う。また、今後もTD選挙等の形で継続開催される事が予想されるため、後年の参加者のための資料としたいという気持ちもある。

 記事にするタイミングは、大まかに以下のように考えている。

  • 最序盤戦 - 2018/12/19 夜頃
    • 各陣営がどの役を狙いに行くのか、という意思表明が行われる期間
  • 序盤戦 - 2018/12/26頃
    • 矛先を変える陣営、脱落する陣営が出始める頃
  • 中盤戦 - 2018/1/4頃
    • 選挙戦終盤に向けての勢力図が固まるであろう時期、また、事実上勝利を確定させる陣営も出現するであろう時期
  • 終盤戦 - 2018/1/11頃
    • 最終盤戦へ向けた対戦カードが確定し、それを睨んでの投票企画等が開催される頃
  • 最終盤戦 - 2018/1/18 夜頃
  • 結果速報・総括 - 2018/1/21頃

 上記の記事で書く内容は、ミリシタ内で確認できる票数と、有志により開催中・あるいは開催告知されている投票企画を取り扱うこととし、各コンベンションセンターやDiscord等で行われている議論内容は扱わない。公平を期すため、表に出ている情報のみで考察・展望し、この血湧き肉躍る恐悦至極の大乱戦を皆さんと一緒に楽しんでいければと思う。

 というわけで、TC選挙に向けてこのブログもよろしくお願いいたします。少しでも「こいつおもろい記事書いとるやんけ」と思ってくださった方は、Amazonギフトカードの代わりに「旅人・真壁瑞希」あるいは「ダスク・真壁瑞希」に一票を入れて下されば、大の大人が泣いて喜びます。よろしくお願いします。