高松宮記念直前に上記の記事で春GI全レースの予想をしたわけですが、本命は見事全敗という素晴らしい逆神っぷりを発揮してしまいました。
というか、レースに出走する馬を予想するところからムズい! 予想にあげた馬が不出走だったり、思いもよらない馬が出走したり、、、
まぁ、予想だけしておいて振り返らないのは学びがないので、ここでは上記の予想記事と実際の結果とを照らし合わせて反省しつつ、上半期を振り返りたいと思います。
高松宮記念
印 | 馬名 | 結果 |
---|---|---|
◎ | ソルヴェイグ | 9着 |
○ | シュウジ | 15着 |
▲ | レッドファルクス | 3着 |
△ | メラグラーナ | 10着 |
△ | セイウンコウセイ | 1着 |
△ | ナックビーナス | 8着 |
(無) | レッツゴードンキ | 2着 |
しょっぱなから酷いんですが。
ソルヴェイグは調子を取り戻せば… と思っての本命だったんだけど、見どころなく惨敗。ヴィクトリアマイルでの走りを見てると本調子じゃなかったんだろうなぁ。
シュウジは… う〜ん、ダメでした(適当)
大阪杯
印 | 馬名 | 結果 |
---|---|---|
◎ | アンビシャス | 5着 |
○ | キタサンブラック | 1着 |
▲ | ディサイファ | 10着 |
△ | ヤマカツエース | 3着 |
△ | マルターズアポジー | 12着 |
△ | スズカデヴィアス | 11着 |
(無) | ステファノス | 2着 |
予想の段階ではアンビシャスの末脚の絶対量が云々と言っていたんですが、結局キタサンブラックが主導権をとる競馬ではそんなの無意味なんですよね。コーナーで一気にペースをあげられるから、末脚自慢の馬たちは遠心力に抗いながら大外をブン回さないといけないわけで、その時点でジ・エンドです。つまりアンビシャスを本命にしたおれが悪い。そしてキタサンブラックを過小評価しすぎた。
痛恨なのは、2000mのスペシャリストのステファノスを指名していなかったこと。考えてみればキタサンブラックと同じタイプ(トップスピードの持続力で戦うタイプ)なので、位置を取れれば噛み合うかもしれない、と考えるべきだった。
ただ、2番人気のマカヒキ(4着)と3番人気のサトノクラウン(6着)を無印にしたことは褒めて欲しい。これは自信あった。
桜花賞
印 | 馬名 | 結果 |
---|---|---|
◎ | アドマイヤミヤビ | 12着 |
○ | ソウルスターリング | 3着 |
▲ | アエロリット | 5着 |
△ | ライジングリーズン | 8着 |
△ | リスグラシュー | 2着 |
△ | ミスパンテール | 16着 |
(無) | レーヌミノル | 1着 |
レーヌミノル… これは無理ですよ。どうみたって1600mは長いと思っていたんだけど、雨が降ったことと全体のペースが上がったことで、消耗戦寄りの短距離色の強いレースになった。レース展開から考えればレーヌミノルに決まりなんだけど、これを予想するのは難しい。まさに渾身の一撃。
期待はずれだったのはアドマイヤミヤビ。まさかあそこまで重馬場が苦手だとは。。。 やっぱり3歳戦は参考レースが少ない分、適性を見極めるのが難しいですな。
皐月賞
印 | 馬名 | 結果 |
---|---|---|
◎ | アダムバローズ | 17着 |
○ | カデナ | 9着 |
▲ | トラスト | 13着 |
△ | アウトライアーズ | 6着 |
△ | ウインブライト | 8着 |
△ | プラチナヴォイス | 10着 |
(無) | アルアイン | 1着 |
(無) | ペルシアンナイト | 2着 |
(無) | ダンビュライト | 3着 |
印回した馬で掲示板に乗った馬すら皆無という惨状。酷い。
…まぁトライアルレースではスローペースからの加速という流れがほとんどだったんだけど、皐月賞では超高速馬場でスピード色の強い競馬。なのでトライアルレースとは全く結びつかない、予想外の結果になったと言い訳できる。三連単100万円超えたし、このレース難しかったんだよ!
しかしアダムバローズ本命は我ながら頭おかしかったと思う。皐月賞はスピード寄りの競馬になりやすいのに、この馬のようなスタミナタイプを選ぶべきじゃなかった。
ちなみに、ファンディーナはこのレースを避けてダービーに出ると予想したのですが、実際は皐月賞に出走した上で7着でした。踏んだり蹴ったり。
天皇賞(春)
印 | 馬名 | 結果 |
---|---|---|
◎ | サトノダイヤモンド | 3着 |
○ | ファタモルガーナ | 10着 |
▲ | レインボーライン | 12着 |
△ | シュヴァルグラン | 2着 |
△ | キタサンブラック | 1着 |
△ | ナスノセイカン | 不出走 |
大阪杯もそうだったけど、キタサンブラックを過小評価しすぎた。昨年まではスローペースからの持続力を売りにしていたけど、まさかハイペースで逃げて後続のスタミナを削ぎつつ、そのまま押し切る競馬ができるとは。宝塚記念は残念なことになったけど、上半期最強馬でいいと思う。
しかしサトノダイヤモンドも大外を回しながら3着に来たので大したもの。キタサンブラックに主導権を握られつつも崩れなかったのは立派で、こちらも現役屈指の実力馬だと思う。
ファタモルガーナの印については、正直スッキリした気持ち。昨年の競馬になればと思っていたんだけど、真逆の展開になったらこの着順は仕方ない。
ただ、レインボーラインはいただけない。確かにスタミナはある馬なんだけど、天皇賞ではスタミナがあるのは大前提で、問題はそこから一足使えるか。スタミナ一辺倒の馬はどうなったってキツくなる。
NHKマイルカップ
印 | 馬名 | 結果 |
---|---|---|
◎ | ペルシアンナイト | 不出走 |
○ | モンドキャンノ | 9着 |
▲ | レッドアンシェル | 4着 |
△ | クリアザトラック | 不出走 |
△ | タイセイスターリー | 15着 |
(無) | アエロリット | 1着 |
(無) | リエノテソーロ | 2着 |
(無) | ボンセルヴィーソ | 3着 |
アエロリットこっち出るんかい!! オークス出ると思ってたのに。。。
リエノテソーロもお前ダート馬ちゃうんかい!!!
ヴィクトリアマイル
印 | 馬名 | 結果 |
---|---|---|
◎ | スマートレイアー | 4着 |
○ | ミッキークイーン | 7着 |
▲ | デニムアンドルビー | 不出走 |
△ | レッツゴードンキ | 11着 |
△ | ルージュバック | 10着 |
(無) | アドマイヤリード | 1着 |
(無) | デンコウアンジュ | 2着 |
(無) | ジュールポレール | 3着 |
アドマイヤリードもジュールポレールも、3月末時点ではほぼ無名の存在だったな… という所でこの企画の難しさが出てくる。アドマイヤリードは3歳時から期待されていた馬とはいえ、その3歳では散々な成績だったし、ここまで持ち直すのは想像できなかったな。。。
ミッキークイーンの対抗は今となっては理解不能。去年はハイペースの厳しい流れだったから善戦できただけで、スローペースからの急加速のトップスピード戦という、マイル戦の流れには全く向いていない。センスのない予想だった。
オークス
印 | 馬名 | 結果 |
---|---|---|
◎ | アドマイヤミヤビ | 3着 |
○ | アエロリット | 不出走 |
▲ | リスグラシュー | 5着 |
△ | ソウルスターリング | 1着 |
△ | フローレスマジック | 6着 |
△ | リカビトス | 不出走 |
(無) | モズカッチャン | 2着 |
結局、この世代の牝馬最強はソウルスターリングだったんだろうと思う。というのは、ポジショニングを取れてレースの主導権を握り、それでいてトップスピードの質・量共に優れているから。総合力が高くて崩れようがないんだよなぁ。女版キタサンブラックだと思っていて、実際このオークスもキタサンブラックみたいな競馬をしてアドマイヤミヤビの末脚を完封している。その鞍上が、大阪杯・天皇賞でキタサンブラック&武豊にボコボコにされまくったクリストフ・ルメールというのもなかなか響くものがある。敗北を糧に成長したんだなぁ。
リカビトス、誰だ…
ダービー
印 | 馬名 | 結果 |
---|---|---|
◎ | ファンディーナ | 不出走 |
○ | ウインブライト | 15着 |
▲ | カデナ | 11着 |
△ | スワーヴリチャード | 2着 |
△ | サトノアーサー | 10着 |
△ | ガンサリュート | 不出走 |
(無) | レイデオロ | 1着 |
(無) | アドミラブル | 3着 |
いや、酷い。酷すぎる。
ウインブライト・カデナについては完全に力量を見誤ってた。終わってみれば相当イマイチだったなぁ。。。
レース自体はドスローの控えめに言ってクソレースだったわけで、これに勝ったレイデオロがそのまま世代最強かと言われると、全くそうは思わない。スローすぎて、直線入りでのポジショニングがほぼ全てだったわけで。。。
安田記念
印 | 馬名 | 結果 |
---|---|---|
◎ | ディサイファ | 13着 |
○ | ロゴタイプ | 2着 |
▲ | エアスピネル | 5着 |
△ | イスラボニータ | 8着 |
△ | グレーターロンドン | 4着 |
△ | サトノアラジン | 1着 |
(無) | レッドファルクス | 3着 |
予想の中で一番マシだったのはこのレース。レッドファルクスが悔やまれる。。。 マイル路線に出てくるとは思わなかったけど、考えてみればそりゃあ高松宮記念終わったらスプリント路線のレースが無くなるわけだから安田記念目指すよなぁ。。。
ロゴタイプを対抗に推せたことは良かったと思う。衰えなんてないと思ってたし、実際のレースでもあわや逃げ切りか!? と見せ場たっぷりの戦いっぷりだった。ダービーから一転、本当に熱いレースだったと思う
それにしても、記事執筆時点でのこの異常なディサイファ推しはなんだったんだろう。。。
宝塚記念
印 | 馬名 | 結果 |
---|---|---|
◎ | ネオリアリズム | 不出走 |
○ | レインボーライン | 5着 |
▲ | キタサンブラック | 9着 |
△ | サトノクラウン | 1着 |
△ | ゴールドアクター | 2着 |
△ | ヤマカツエース | 不出走 |
(無) | ミッキークイーン | 3着 |
キタサンブラックが直線ズルズルと後退していくのは本当にショックだった。。。 当分直視できそうにないレース。
この敗戦は、正直言って非常に不安。体調面だけなら立て直せばいいけど、精神面で問題を抱えてしまうと厄介。賢い馬だから余計に。
サトノクラウンに関しては完全に見くびってしまっていて、噛み合うとこんなに強い、とは想像できなかったなぁ。いや、香港ヴァーズでハイランドリール倒してたんだけど、あれは正直フロックかと思ってました。。。 スンマセン。