打ち首こくまろ

限界オタクの最終処分場

ルーテさんの一言一句を深く味わう(2/3)

こちらは ルーテさんアドベントカレンダー 8日目の投稿です。

ヴァネッサ支援C

【ルーテ】(右)
・・・天馬・・・・・・▼
【ヴァネッサ】(左)
あっ。あなたは確か・・・ルーテ。▼
【ルーテ】
あなたは?▼

ルーテさんから近づいていくパターン。しかし興味があるのはヴァネッサではなくペガサスの方。書物でしか見たことがない生き物を目の当たりにして興味津々な様子がわかります。

【ヴァネッサ】
ヴァネッサよ。
フレリアで天馬騎士団を務めているわ。▼
ちなみにこの子はティターニア。
よろしくね、ルーテ。▼
【ルーテ】
天馬・・・
ペガサスとも呼ばれる有翼馬。▼
誇り高い性格の動物で、自らが主人と認めた者
以外には決して懐かない。▼
その大きな翼で空を飛ぶのかと
思われがちですが、▼
実際には足元の空気を蹴り空をかけ、
翼は主に滑空に使用される。▼

自分から名前聞いておいてほぼほぼスルーするのどうなんだという話なんですが、それだけ夢中になっているのでしょう。目をキラキラ輝かせながらティターニアを見ているのが想像できますね。ルーテさんのちょっと子供っぽい一面です。

【ヴァネッサ】
ええ、そうよ。
飛んでいる間、ずっと羽ばたいていたら、▼
とてもじゃないけれど人なんて乗れないわ。
良く知っているわね。▼
【ルーテ】
とある遠くの国では、▼
その名が「泉」や
「大海」に関連付けられる。▼
出生の起源として、▼
見たものを石と化す魔物が流した血が、
大地にしたたり落ち、▼
そこから生まれたという
伝説もある・・・▼

ここでもルーテさんは止まりません。ヴァネッサとの会話というよりも、ほぼ一人の世界に入っているという感じでしょうか。そう考えるとなんとかコミュニケーションを取ろうとしているヴァネッサがコミュニケーション強者に見えてきます…

【ヴァネッサ】
そこまでは・・・知らなかったわ。
物知りね、あなた。▼
【ルーテ】
私、優秀ですから。▼
【ヴァネッサ】
よく分かる自己紹介、ありがとう。
味方になれて嬉しいわ。▼
頼りにしてる。よろしくね。▼
【ルーテ】
はい、よろしくティターニア。▼
【ヴァネッサ】
私はヴァネッサよ!▼

名前を間違えるというオチでこの会話は終わるのですが、結局この会話はヴァネッサとルーテさんの会話というよりも、ルーテさんがティターニアにただただ夢中になっていたという感じです。そう考えるとルーテさんが名前を間違ってしまったというのも致し方のないところ(精一杯の擁護)。

ヴァネッサ支援B

【ルーテ】(右)
ティターニア。▼
【ヴァネッサ】(左)
・・・・・・▼
【ルーテ】
いえ・・・
・・・・・・ヴァネッサ。▼
【ヴァネッサ】
・・・・・・
・・・なぁに? ルーテ。▼

名前を間違ってしまっていますが、ロスの支援と違って、支援Cの内容を考えると素で間違えてそう。そしてティターニアと呼ばれた時に徹底的にシカトするヴァネッサがかわいい。

【ルーテ】
ペガサスは魔法に強いといいますが、
それに対抗する魔法を開発しました。▼
今から試してもよろしいでしょうか?
【ヴァネッサ】
えっ!?▼
だ、だめよ!
そんなのダメに決まってるじゃない!▼
【ルーテ】
・・・冗談です。▼

ルーテさんが冗談を言うシーン。なんとかティターニアに近づきたいと思ったルーテさんは、その主人であるヴァネッサと仲良くなろうと、不慣れな冗談を言ったのかもしれません。

ちなみに、聖魔の光石にはエイルカリバー的な飛行特攻魔法は登場しません。

【ヴァネッサ】
・・・・・・
はぁっ・・・▼
真顔で言うのだもの・・・
あなたのは冗談に聞こえないわ。▼
【ルーテ】
それはありがとうございます。▼
【ヴァネッサ】
ほめてないわよ!▼
・・・それに、あなたは冗談を言う子には
見えなかったけど。▼
【ルーテ】
そうですか。▼

不慣れすぎて真顔で冗談を言ってしまうルーテさん(というか、冗談の内容も中々…)。

【ヴァネッサ】
ええ・・・
でも、あなたの魔法の腕は本物みたいね。▼
この間も、
上空から激しい魔法の閃光がみえたわ。▼
敵を圧倒していたわね。▼
【ルーテ】
私、▼
【ヴァネッサ】
優秀ですから?▼
【ルーテ】
・・・・・・はい。▼

ルーテさんの決め台詞を奪うルーテさん。この事から、ヴァネッサはルーテさんの決め台詞を何度も聞いていたことがわかります。支援Cでは一回しか言っていないので、ルーテさんの噂を聞いていたのか、それとも支援Cの後に何度か会話を交わしていたのか…

【ヴァネッサ】
でも、本当に頼りにしてるわ。▼
わが国フレリアには、
魔道を得意とする者が少ない。▼
私も、幼き日は姉の姿を見て
天馬騎士に憧れる傍ら、▼
魔道にも興味を持ったんだけど、
適性がこれっぽっちもなかったの。▼
【ルーテ】
でも、天馬騎士としてのあなたは
優秀のようですから良かったのでしょう。▼
それに、私も少し天馬騎士に
興味が湧きました。▼

ロスと同様、ヴァネッサも魔導に興味があったようです。ここでも、ルーテさんは相手の現在の立場を肯定する発言をしています。

【ヴァネッサ】
どのくらい?▼
【ルーテ】
百五十八段階の九十八段階目くらいです。▼
【ヴァネッサ】
・・・・・・▼
まぁ、とにかく。
これからもお互いに頑張りましょう。▼
【ルーテ】
はい。▼

客観性と定量性を重視するルーテさんを象徴する発言。ちなみに「百五十八段階の九十八段階目」は数字に直すと約62%で、それほど高いわけではありません。

ヴァネッサ支援A

【ヴァネッサ】
ルーテ、知ってる?▼
ペガサスの羽を千枚集めると、
とても強力な魔法の媚薬が出来るそうよ。▼
【ルーテ】
!! それは知りませんでした・・・
それではさっそくご協力を!▼

有名な媚薬事件。いつも堅く真面目なヴァネッサが媚薬というワードを口にするのも、ルーテさんがその情報に飛びつくのも、どちらもかなり意外なのではないでしょうか。

【ヴァネッサ】
!!▼
ま、待って待って!
冗談よ、冗談!▼
あっ、ティターニア、落ち着いて。
大丈夫、大丈夫・・・▼
【ルーテ】
・・・そうでしたか。▼
あなたも冗談を言うタイプだとは
思いませんでした。▼

これもヴァネッサの冗談だったのですが、それに対してルーテさんが異常なほどの興味を見せる点が注目。これは学術的興味から来るものなのか、それとも、実用的な目的で媚薬を欲していたのか… ルーテさん学会永遠の命題です。

【ヴァネッサ】
ふふふ、この前の時のおかえしよ。▼
それにしても、
いきなり翼をつかみにくるなんて・・・▼
実はね、私、時々言われるの。
もう少し肩の力を抜けって。▼
自分ではなるべくそうしているつもりだけど、
見る人が見たら、▼
やっぱりどこか緊張してるのが
分かっちゃうみたいね。▼
私の姉が完璧で・・・騎士としても人としても
とても強い人だったから、▼
ずっとそれに追いつこうって、
必死だったから・・・▼
【ルーテ】
そうですか。▼
【ヴァネッサ】
でも不思議ね。▼
あなたといると自然と肩の力が抜け、
気分が安らぐわ。▼

ヴァネッサの言う通り、ヴァネッサが冗談を言うような砕けた姿勢を見せるのはルーテさんとの支援が唯一です。エフエイ軍の中でも相当の変わり者であるルーテさんですが、ヴァネッサとにとって、ルーテさんは素の自分を見せることのできる数少ない友人となっているようです。

【ルーテ】
それは申し訳ありません。▼
【ヴァネッサ】
ほめてるのよ!▼
もう・・・ ほんとあなた変わってるわ。
まぁ、いいけどね。▼
ねぇ、この戦が終わったら
一度フレリアに来ない?▼
興味があれば、
一度ペガサスにも乗ってみるといいわ。▼
【ルーテ】
はい。
・・・・・・▼
振り落とされないように、今から何らかの
対策を立てなければなりませんね。▼
ニンジンで機嫌が取れるでしょうか・・・?▼

最後に呟くように言う「ニンジンで機嫌が取れるでしょうか・・・?」がかわいい… ペガサスに乗りたいと思いつつも、ちょっと不安げな様子が出ててかわいい… 尊い

【ヴァネッサ】
うふふふ、さあね。
それは、色々と頑張ってみてちょうだい。▼
・・・それじゃあ、私はそろそろ行くわ。
またね、ルーテ。▼
【ルーテ】
はい、ヴァネッサ。▼

カイル支援C

【カイル】
あっ、君。▼
【ルーテ】
・・・・・・▼
それはもしかして、
『キミ』さんを呼んでいるのではなく・・・▼

ロス支援Cの冒頭であった流れに似ていますが、ここではルーテさんが自分の事を呼んでいるのでは? と勘付いています。カイルの加入時期的にも、この会話はロス支援Cの後に行われたものでは、と推測できます(ゲームシステム的にどうのこうのとは言わない)。

【カイル】
そう。そこの、君に声をかけているんだ。▼
【ルーテ】
あなたは?▼
【カイル】
これは失礼、申し遅れた。
私はルネス王国騎士、カイルという者だ。▼
【ルーテ】
そうですか。
私は稀代の天才魔道士ルーテです。▼

そういえば、ルーテさんは自己紹介するときには「稀代の天才魔道士」という枕詞をつけていますね。何かにつけて自慢したがりなのがルーテさんのかわいいところです。

【カイル】
そうか、ルーテ。
よろしく頼む。▼
実は、魔道士である君を探していた。▼
【ルーテ】
いつの間に捜索願いが?
それとも賞金首になりましたか?▼
ああ、もしくは個人的なご用ですか?▼
【カイル】
・・・どれかというと、一番最後のだ。
実は君にお願いがあるのだ。▼

カイルが他の5人と違うのが、ルーテさんの言動に対してツッコむことがほとんど無い所です。

ヴァネッサと同じく生真面目な性格なのですが… ルーテさんと比べて年齢が高い故の余裕なのかもしれませんが、シレーネとの支援も見てみると、意外と女性に優しい性格なのかも? と思います。紳士的態度に徹するために、ルーテさんの言葉を否定するような言葉を取らないのかもしれません。

ひたすらボケまくるルーテさんと、それを受け入れるカイル、というツッコミ不在の会話が繰り広げられます。

【ルーテ】
何でしょうか?▼
私への要望は
七種二十五項目に分類されますが。▼
【カイル】
どのように分類されるかは分からないが・・・
君に、私と協力して戦ってもらいたいのだ。▼

七種二十五項目… 内訳が非常に気になります。

FEHでも同様のセリフが引用されていますが、英語版のセリフでは「My task list currently includes 25 items across seven categories.」となっていました。「私が現在引き受けられる要望は七種二十五項目です」と言っています。

そうすると、自慢したがりなルーテさんでも自分の能力を極めて客観的に捉えていることがわかります。そうでなければ「何でも出来ます」と言えば良いわけですから。

さらに、ルーテさんの成長に合わせてこの種別数や項目数は増えていくと考えると、何か面白い創作のネタが思い浮かぶ… かもしれません。

【ルーテ】
なぜですか?▼
【カイル】
実は、これまでは
統率の取れた騎士のみで隊を編成した方が、▼
士気や戦力が増すと思っていたのだが、
今回の敵は一筋縄ではいかない。▼
多種多様な状況に合わせ、様々な兵や戦力で
編成をすべきだと思ったのだ。▼
そこでだ。
魔法を扱う事ができる君には、▼
私と組んで、戦闘を展開して貰いたいと
思ったのだが・・・▼
【ルーテ】
なるほど。
そのような理由で欲求されるのですね。▼

欲求されるという言い方はなんかえろいですね(中学生)

【カイル】
私の戦闘スタイルは、どちらかと言うと
敵を迎撃するよりも、▼
こちらから向って行き駆逐するタイプだ。
後方支援よりも遥かに危険が伴う。▼
それでも構わないか?▼
【ルーテ】
問題ありません。▼

この作戦、カイルとルーテさんが組んで戦うということなんですが、普通に考えて馬に乗ってるカイルにルーテさん追いつけるもんなんでしょうか? いや、カイルを追いかけてちょこちょこ走ってるルーテさんかわいいけど…

現実的なラインを考えると、カイルの馬の後ろに乗せてもらって一緒に戦う、といった感じでしょうか。かわいい…

【カイル】
そうか! 助力に感謝する。▼
君のような魔道士と組めば、
我々騎士隊の戦略の幅もより広がるはずだ。▼
常々私の側にいる事はないが、近づいた時は
合図を送るから、意識してくれ。▼
よろしく頼む。▼
【ルーテ】
分かりました。▼
そのようにつとめましょう。▼
【カイル】
期待しているぞ。▼
【ルーテ】
はい。
優秀な私におまかせ下さい。▼

カイル支援B

【カイル】(左)
ルーテ。▼
【ルーテ】(右)
はい。▼
【カイル】
やはり君に声をかけたのは正解だった。
大いに助かっている。▼
【ルーテ】
私、優秀ですから。▼

褒められてるシーンでもこの言葉が出ています。ドヤ顔で言ってるところを考えるとかわいい…

【カイル】
しかし魔法とは凄まじい威力だな。
堅い鎧も、頑強なモンスターも関係無い。▼
まったく、恐れ入る。▼
【ルーテ】
あなたの剣や槍の扱いも見事です。
優秀ですね。▼

社会人みたいな褒め合いですが、ルーテさんの場合はお世辞ではないはずです。ルーテさんが人を褒めるのは珍しい気がしますが(ノールに対してはかなり辛辣でした)、畑違いの武道ということで、自分にはない能力を評価しているのかもしれません。

【カイル】
ありがとう。▼
【ルーテ】
かなり鍛錬を積まれたのですか?▼
【カイル】
ああ。▼
幼い時から負けたくない奴がいてな・・・▼
そいつに勝ちたい一心で、来る日も来る日も
自分を鍛えたんだ。▼
【ルーテ】
その人にはもう負けなくなりましたか?▼

これはかなり珍しい、ルーテさんから質問するシーンです。

アスレイやノールの例からみても、ルーテさんは興味のある相手には「観察」「徹底的に調べる」という方法をとるのが普通で、このように自分から相手に直接質問するようなアクションを取るシーンは他には見られません。

普通に世間話の一環として質問している、という見方もできますが、ルーテさんの場合はその線はあまり考えられません。戦いを通じてカイルの人間性に興味を持ち始めたのかもしれません。

【カイル】
うむ・・・▼
・・・でも・・・勝ててもいないな。
私とあいつは今でも競いあっているんだ。▼
あいつはどう思っているか分からないが、
少なくとも私はそう思っている・・・・・・▼
【ルーテ】
そうですか。▼
競い合う相手がいるという事は、
自分を鍛える上でとても有効です。▼
良かったですね。▼

「ルーテさんは根拠のない事柄は断言しない」と前回の記事に書きましたが、ここでは「競い合う相手がいるという事は、自分を鍛える上でとても有効です。」と断言しています。ということは、ルーテさんはこれまで誰かと競い合って何らかのスキルを高めてきたことを意味しています。

ルーテさんのスキルといえば魔導で、競い合っていたのはおそらくアスレイではないでしょうか。というわけでここにもアスルテ幼少期の謎が埋め込まれているわけなのです。決して深読みしすぎではない。

【カイル】
ああ。▼
しかし・・・君は質問などは
しないタイプかと思っていたが・・・▼
【ルーテ】
そうでしょうか。▼
【カイル】
あ、いや・・・▼
こう言っては失礼だが、君は他人の事には
あまり感心が無いものだとばかり・・・▼
いや、すまない。▼
【ルーテ】
いいえ、かまいません。
少し、あなたに興味を持ちました。▼
【カイル】
そうか。
ふっ、これからも頼んだぞ。▼
【ルーテ】
はい。▼

支援Cの最後もそうでしたが、カイルとの会話ではカイルが一方的に喋ってルーテさんがそれに肯定的な返事を返す、というパターンがかなり多いです。カイルとルーテさんの思考がかなり似通っているから、ルーテさんもあえて余計なことを言っていないのかもしれません。

カイル支援A

【カイル】(右)
ふぅっ。
どうだ、ルーテ。調子の方は?▼
【ルーテ】(左)
問題ありません。▼
四十八段階の三十九番目くらいに
調子は良いと思われます。▼

ヴァネッサとの支援にも出てきた表現。お気に入りなんでしょうか。パーセントに直すと81.25%なので、ルーテさんの言う通りそこそこ調子がいいという感じです。

【カイル】
そうか・・・▼
しかし、
君は若いのに我が隊の立派な主戦力だな。▼
【ルーテ】
私、優秀ですから。

またしても褒められた時のこのセリフ。ドヤ顔かわいいなぁ…

【カイル】
確かに。おかげで助かっている。▼
そう言えば・・・
今はこのような戦に参戦しているが、▼
君は普段、何をしているんだ?▼
【ルーテ】
おおむね、
魔道の研究に勤しんでいます。▼

支援Aはカイルからの質問のターンです。カイルはそこまで相手の内面に入り込もうとする人間ではないため、この時点でるーてさんにかなりの好意を抱いていると言ってもいいのではないでしょうか。

【カイル】
そうだろうな・・・
しかし、趣味などはないのか?▼
【ルーテ】
趣味、ですか?▼
【カイル】
ああ、そうだ。
私などはこう見えて、▼
木彫りの動物や人形などを
集めるのが好きなんだ。▼
ルネスの我が家には
いくらかのコレクションがある。▼
君はどうなんだ?▼
【ルーテ】
・・・とある修道士の観察。▼

趣味がアスレイ観察ということは、これはただ単に自分の興味のために行っているということですね。う〜ん。甘い。戦いで疲れた後や研究が行き詰まった時に気分転換に観察しているのでしょうか。

【カイル】
修道士の観察?
何をするかいまいち分からないが・・・▼
では、好きな食べ物などは?▼
【ルーテ】
過去に食べた中では、
ルネスガエルの日干しなどが美味でした。▼

かなりの悪食家ということがわかります。というか、興味あるものは全部口に入れちゃうんでしょうか。赤ちゃんか。かわいい。

【カイル】
・・・・・・
料理は得意か?▼
【ルーテ】
あまりしませんが、
豪快に焼くものでしたらおそらく得意です。▼
薪を使わず、言葉ひとつで調理できます。▼

あまり料理が得意ではないということが伺えますね。とりあえずなんでも焼けば食べられることは事実ですが…

あまり料理をしない、ということから考えると、家では祖母にご飯を作ってもらっていたのかもしれません。そうすると日干しが美味といった味覚センスにも納得感が…

【カイル】
ふっ・・・▼
【ルーテ】
?▼
【カイル】
ははははは・・・!
君と話していると、飽きないな。▼
何だか新鮮で刺激的だ。▼
【ルーテ】
そうですか。
私もあなたと話す事は嫌いではありません。▼

「嫌いではありません」というのは、ルーテさんの表現できる最大級の好意ですね。主観的なことをほとんど言わないルーテさんにとって、好き、ということを言うのは難しいですし、そもそもそうした概念が彼女の中にないのかもしれません。

【カイル】
・・・・・・▼
ルーテ。▼
【ルーテ】
はい。▼
【カイル】
この戦が終わったら、
一度ルネス王都に来てみないか?▼
【ルーテ】
構いません。
問題ありません。▼

カイルが改まって言うことから考えても、これは完全に告白ですよね。でもそれがルーテさんに通じている様子が全くないのがロス支援と同じところ。

【カイル】
ふっ・・・問題ありません・・・か。
君らしい返事だな。▼
まっ、
とにかく今はこの戦を終わらせる事だな。▼
【ルーテ】
はい。▼
【カイル】
よし、これからもよろしく頼む。▼
【ルーテ】
よろしくお願いします。▼

というわけで、ルーテさんが知らないうちにカイルの告白を受け入れたところでカイルとの会話が終了します。カイルの下に行った時に何が起こるのか、これは妄想が捗るところ…

(3/3)ではノールとアスレイの支援を取り上げます。