打ち首こくまろ

限界オタクの最終処分場

全自分が選んだMA4カバー曲

 1/13(月)をもって終了した、「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST」シリーズ第4弾カバー楽曲リクエスト。自分がリクエストした曲を書き残しておこうと思う。公開することで採用されないリスクはあると思うんだけど、こういう企画は考えている時が一番楽しいので。本当に楽しいので第5弾、あるいはミリオンライブでもやってほしい。

 ちなみにお酒を飲みながら書いているので、後半になるごとに文章が力尽きていく。

天海春香 - Funny Bunny / the pillows

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 ミリシタの春香って「センター」や「リーダー」の概念が強くてあんまり人間性を感じられないな、と思うんだけど、アニマス見てるとやっぱりちゃんとした人間で、ちゃんとドジやったり落ち込んだりする。個人的には終盤、追い詰められていく春香の心情は自分にもよく理解できて、強く感情移入してしまった。

 「Funny Bunny」は応援歌なんだかなんだかよく分からない。難解な歌詞には、どこか傷だらけの主人公が高台から世界を見下ろして諦めたように笑うような、やるせなさがどことなく感じられる。それでも「君の夢が叶うのは 誰かのおかげじゃないぜ」なのだ。叶うかどうか知らないけど、その夢を追いかけるなら、僕は背中を押すよ。

 765プロの中で一番傷だらけの春香(千早も大概だが)。そんな彼女だから、「Funny Bunny」がもっともっと、聴く人の背中を押す応援歌になる。

如月千早 - 恋 / 星野源

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 何かと冬の歌や悲劇的な恋の歌を歌いがちな千早だが、だからこそそこから脱却した、180度反対の南風のような歌を歌ってほしいとリクエスト。壮大で荘厳な歌を歌うだけが歌姫じゃないぞ、と。軽快に恋ダンスを踊る千早を見てみたい。

 

星井美希 - 眠いオブザイヤー受賞 / ヤバイTシャツ屋さん

 美希は既に「すいみん不足」をカバーしているわけなのだが、あえて「眠い系」の曲をリクエスト。

 ヤバイTシャツ屋さんなので歌詞はふざけてるし、この曲に至っては本当に半覚醒状態で書かれたとしか思えない歌詞が続くんだけど、それがまぁ美希に合う。徹頭徹尾睡眠万歳な歌詞が続き、真昼間から堂々と昼寝を謳歌している美希にはまさにピッタリ。また、

甘やかされたい 優しくされたい 褒められたい 全部許されたい
君の愛情にぎゅっと包まれて 好きなだけ眠りたい

 とか、結構美希の心情ドンピシャな歌詞な気がする。

 ボサノバチックでオシャレな曲なので、美希の甘い歌声にもきっと合うだろうなぁと思っている。曲はふざけているけど選曲はガチのマジ。

萩原雪歩 - シーグラス / ストレイテナー

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 あえての夏の終わりの曲。夏の終わりの切なさを3分少々に切り取って大切な思い出として閉じ込めたような、まっすぐで繊細なギターロック。

 雪歩の綺麗な歌声と物凄く合うだろうなぁと思ってリクエスト。

高槻やよい - シャクシャイン / 水曜日のカンパネラ

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厚岸 国縫 上雷 川汲 住初 登別
上湧別 旭神 歌内 下川 剣淵 和寒 厚床 長万部

 と、北海道の地名と名物だけで構成された歌詞の曲。当然歌詞で選んだ訳ではないが、この曲はとにかく聴くだけで、口ずさむだけで楽しくなるし、そこに絶妙に神秘的なアレンジとトラックが乗っかりなんとも言えない世界観を構築している。

 やよいは舌ったらずなところがありそこが可愛いのだが、その声のかわいさを引き立てるのはやはりラップ。舌ったらずな声でラップのリリックを放つのはスリリングであり何よりかわいい。それに加えてこの曲のナンセンスな世界観。それが逆に、音楽本来の楽しさとか、やよいの根源的な可愛さを引き立てるんじゃないかなぁ。

菊地真 - ESCAPE / MOON CHILD

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 おれは真のプロデューサーではないのでどうしてもカッコいい曲を求めがちになってしまう。選曲はそういうこと。

 ただそのカッコよさの中でも、この曲は今までの真のカッコよさとはちょっと違う、新たな一面になるんじゃないかなぁと思って選曲した。ハードボイルドというかなんというか。男が惚れるカッコよさというやつか。

水瀬伊織 - 最終電車 / パスピエ

 流れるような綺麗なメロディーに乗せて、恋人との別れを前にしても素直になれない感情を歌う曲。電車に乗る背中に「乗り遅れちゃえばいいのに」と思う一方で、「私いまうまく笑えてるかな」と一生懸命取り繕おうとする。そしてCメロで「違うの 言葉がいま ここまで出かかってんのちょっと待ってて」。自分の感情を押し殺して必死に誤魔化した言葉。いいですよねこういう曲。大好物です。

 曲もオシャレ過ぎずそれでいてかわい過ぎず、歌詞もちょっとひねくれていたりして、まさしく伊織そのものと思ったので選曲。伊織もまた一筋縄では行かない魅力を持っていると思うんだけど、この曲はそういう複雑な面を見せつつも、ストレートに伊織の魅力を表現してくれると思う。

 

四条貴音 - 愛をからだに吹き込んで / Superfly

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 バリバリのロックンロールですね。

 貴音は神秘的でたおやかなアイドルだと思うけど、同時に強烈に芯の通った強い女性という二面性を持っていると思う。挫けて膝をつきもう立てないと思った時、そんな女性に強烈に背中を押してほしいと思ってリクエスト。

 貴音は意外とドスの効いた歌声を持っているので、この曲を歌っても原曲に負けず凄まじいエネルギーを放ってくれるはず。貴音のロックンロールが聴きたいなぁ。

秋月律子 - 若者のすべて / フジファブリック

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 迷った。結果、シーグラスに続いて夏の終わりの曲。

 いくつも年月を繰り返していくとちょっと俯瞰した視点で季節の移ろいを観察するようになって、ちょっと感傷的になってしまう。この曲はそんな客観性とセンチメンタリズムが同居した曲で、そういう二面性が律子に合うなぁと思って選曲した。

三浦あずさ - シンデレラ / 椿屋四重奏

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 背徳的な恋愛の歌。アイマスにも「KisS」とか、あずさ自身も「嘆きのFRACTION」とかで歌っているんだけど、この曲はフラメンコの要素を取り入れて非常に滑らかで軽やか、それが返って恋の虚しさを強調している。ALLSTARSの中でも最年長のあずさには、一歩階段を登って、こういう奥深い曲の表現にも挑戦してもらいたいなぁと思ってリクエスト。

双海亜美 - Electric Surfin' Go Go / POLYSICS

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 とにかく楽しさ重視。おもちゃ箱をひっくり返したかのようにシンセサイザーの音が跳ね回る。奇抜な展開と奇想天外な歌詞、だけど徹頭徹尾ポップで徹底的に楽しい。亜美がカバーするならこういう曲だなぁと。真美がエンターテイナーなら亜美は切り込み隊長というイメージがあるので、この曲を歌ってフロア爆沸させてほしい。

双海真美 - 留学生 / MONKEY MAJIK × 岡崎体育

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 真美はエンターテイナーだと言ったのでエンターテイメント寄りの選曲。「英語に聞こえる日本語」で構成された岡崎体育の歌詞を、MONKEY MAJIKがオシャレにアレンジしている。

 亜美とは違ったアプローチ、面白いんだけど、直接ではなく変化球のアプローチで。

我那覇響 - ガラナ / スキマスイッチ

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 爽やかな曲調ながら力強い歌声で、思い人に告白するために勇気を振り絞る曲。

 曲中全体を流れる南風のような空気が、まさに響そのものだと思ってリクエスト。ちなみにガラナは北海道でよく飲まれる飲料だそう。

 改めて聴いたら、しみじみいい曲だなぁ。

その他、リクエストしようと思ったけど断念した曲